

夏の暑さが有名な熊谷市(埼玉県)ですが、冬の底冷えする寒さも厳しいものがあります。
まずは、熊谷の冬のピークを平年値(1980年-2010年の30年間)で見てみます。

(出所:気象庁の統計データをもとに作成)
平年値で熊谷の最高気温が最も低くなるのは1月20日から21日で9.1℃。
この2日間は最低気温が最も低い期間と重なり、冬のピーク(底)といえます。
ちょうど大寒の頃が最も寒くなり暦通りですが、ほかの地域と比べると大寒の頃が最も寒いというのはめずらしいケースです(大寒よりも後に冬のピークが来るほうが多い)。
また、熊谷は最低気温が最も低い期間が長く続くのも特徴。
1月20日から2月2日まで14日間(2週間)も最低気温の底となります。
ただし、これは30年間(1980年-2010年)の平均値です。
個別に見るともっと冷え込む日もあります。直近の10年間(2011年-2020年)で見てみます。
| 年 | 最高気温 | 最低気温 | ||
|---|---|---|---|---|
| 2011 | 2月11日 | 3.9 | 1月31日 | -4.6 |
| 2012 | 2月29日 | 2.8 | 1月27日 | -5.6 |
| 2013 | 2月16日 | 5.3 | 1月26日 | -4.8 |
| 2014 | 2月8日 | 1.2 | 2月5日 | -4.7 |
| 2015 | 1月30日 | 3.8 | 1月2日 | -4.6 |
| 2016 | 1月12日 | 5.0 | 1月20日 | -5.7 |
| 2017 | 1月20日 | 3.4 | 1月16日 | -5.3 |
| 2018 | 1月25日 | 3.5 | 1月24日 | -5.3 |
| 2019 | 2月9日 | 2.3 | 1月10日 | -4.3 |
| 2020 | 2月6日 | 5.6 | 2月7日 | -5.2 |
(出所:気象庁の統計データをもとに作成)
1年単位で見ると最も低い最高気温は2〜3℃程度、最低気温はマイナス5℃前後となります。
この最も低かった日がいつだったかを図にするとこうなります。
年によってバラツキが大きいのですが、最低気温のほうが先に底になる傾向にあります。
平年値(1980年-2010年)の最高気温と最低気温を東京と比較してみました。
(出所:気象庁の統計データをもとに作成)
上の線(最高気温)は東京と熊谷ではほとんど変わりません。
違いは下の点線(最低気温)。
冬シーズンを通して1℃〜2℃熊谷のほうが東京より低くなっています。
それだけ、朝晩の冷え込みが厳しいということですね。
最後に2020-2021年冬シーズンの熊谷の気温を直近30年間と比較してみます。

11月中旬は折れ線グラフよりも棒グラフのほうが高く暖冬傾向でしたが、12月中旬に来て一気に冷え込みました。特に最低気温が平年よりもかなり低い日が続きました。
この先どうなるのでしょうか?
適時更新します。